大切な教育

 10月29日はお知り合いのMさん主催の「家族みんなのための性の科学と健康講座」を受講してきました。メインの対象者は3歳から小学生くらいの小さい子どもたちだと思いますが、私自身も性教育を題材にどんなお話をされるのか興味があったので参加しました。
 性教育は小学4年生と中学1年生の時に学校の授業の一環で行われています。性教育というものはなんとなく気恥ずかしいことであり、ある人やご家庭にとっては性に関するワードを発するのはタブーであるという認識であったりもします。でも、恥ずかしいことと思わないようにして、体の名称を科学用語としてストレートに平然と見聞きするすることによって、自分の身体のことをよく知り、自分で自分の身体や心を守らなくてはならないということを誰もが学ばなくてはならないと気付かされました。
 正確に当たり前に性について理解を深め、知っている人でも知らない人でも体の一部を触ろうとしたり、触らせようとしたりする人がいたときに、「自分が嫌だな、という気持ちだったら、いやだ、やめて!と言っていいんだよ」ということを子どもたちに熱心に伝えておられました。
 こういった性教育を日常的に受けておくことによって、性被害から身を守ることに繋がればいいなと思います。また、大人も性に対する話題を科学的に捉えて子どもの不安や疑問に一緒に寄り添えるよう、子どもたちが相談しやすくなる立場として傍にいられるとよいなと思いました。

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