社協の役割を知る
大府市社会福祉協議会の組織や事業内容、現在抱えている問題点について情報交換させていただきました。「社協」って何しているところ? 年に1回、会費の集金は来るけど、何に使われているの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際、「社協」さんが請け負ってくださっている事業は多岐にわたり、たくさんあります。
●福祉サービス利用支援部門
・高齢者相談支援
・障がい者相談支援
・権利擁護係(法人後見他)
●児童老人福祉センター部門
・共和西児童老人福祉センターの運営
・神田児童老人福祉センター北崎文館の運営
●地域福祉推進事業
・総合ボランティアセンター事業
・福祉教育の推進
・共同募金の推進
・団体事務局
・生活資金貸付
・広報 など
●地域づくりコーディネーター
・各サロンの推進
・地区福祉委員会の推進
・生活支援コーディネーター
・就労的支援事業の推進
・個別避難計画作成支援
・社会資源調査、資源開発 など
多岐にわたりすぎて箇条書きにするのが難しいのです・・・
福祉サービスと一言で言っても、高齢者相談支援として、障がい者、高齢者の支援、認知症への取組支援など、各々の支援には枝葉がわかれて色んな取組を平行して進めていかなくてはなりません。
「誰ひとり取り残さない、市民参加による福祉のまちづくりが社協の仕事!」と強い使命感をもって取り組んでくださっています。
私たちが何かしらで困った時に助けてくれる存在、施設が社協さんなわけです。しかし、その社協で働く職員さん自体が疲弊してしまうことのないよう、適正な待遇を受ける必要もあります。
そのためにも普段から社協に協力できることはしよう(最低でも相互扶助の思いも込めて、会員として会費を支払うなど)と思います。
すでにあちらこちらで人材不足が問題視されています。これからはそれが加速します。もう誰かにたすけてもらおうと思っても助けてくれる人材自体が不足してしまうのです。だから、お互いが助け合いの心をもって支え合っていくしかありません。社協さんと協力して、皆が支え合える優しいまちづくりを推進していかなくてはなりませんね。