行政視察1日目

 私が所属する「親和クラブ」で行政視察に行ってきました。会派のメンバー内で学んでみたい、気になっている市町の取組をピックアップして最後は多数決できまりました。どれも興味深いテーマでしたので選び取るのが難しかったですが、今回行けなかったところはまた次回以降の視察先として、また候補として挙がってくると思うので楽しみにしておきます。

日 時:7月12日(水)10:00~
視察先:神奈川県藤沢市人口:444,122人 面積:69.56㎢(令和5年7月1日現在)
視察項目:Fujisawa サスティナブル・スマートタウンの取組について

2007年に藤沢市にある松下グループの工場が閉鎖・撤退を表明。その跡地を市とパナソニックが協働・連携し、都市における低炭素化への取組推進にあたり、スマートタウン構想の実現に向けた事業に取り組んだものです。

この取り組みは下記の要素が揃ったため実現できたと思われる
①パナソニックの広大な工場跡地があった
②企業のもつ最新のノウハウと積極的な関与が得られた
③そこに移り住んできた人々は、スマートタウン構想に賛同した上で、そこに住まいを構える経済力を備えている(ハイソサエティ層のイメージ)ので、スマートタウン内でのコミュニティ活動にも前向きで協力的である

【所感】
 パナソニックの広大な工場跡地がある、そこから目指すまちの構想を練り、次世代に続く大きくて一貫性のあるプロジェクトを構築することができたという流れはとても理想的です。
大府市でも企業の工場が移転するなどの事態が発生する際には、是非、行政と連携して革新的なまちづくりができるよう協力体制を作ってほしいなと思いました。
 今の住んでいる現役世代が年齢を重ねてシニア世代になった際には、現在敷地内に建設中のマンションに移り住み、子供世代が戸建ての家を引き継いで住み続けるといった好循環を目指して現在進行形でまちづくり計画が推し進められています。
そうなれば人口減少を食い止められ、このスマートタウンを維持できるというわけです。先の先を見据えて計画を立てていく必要があり、そのあたりは大企業とのコラボで推進するこのようなプロジェクトは大変面白いと感じました。

午後からは藤沢市役所へ訪問させていただき、スマートタウン構想についての詳しい説明を受けました。今回の視察を歓迎してくださり、丁寧にご対応いただきました。ありがとうございました。大変勉強になりました。

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