「ぼけますから、よろしくお願いします。」

認知症サポーターフォローアップ講座2回目は、映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の視聴でした。♯老々介護 の現実を一人娘が撮影記録してきた作品です。とっても切ない、そして身につまされる話で、泣けました・・・

アルツハイマー型認知症

♯アルツハイマー型認知症とは、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。徐々に進行していく過程で、認知症である本人が「自分の頭がおかしい、どんどんわからなくなっていく・・・」と自分の状態を認知してしまうことの本人のもどかしさや辛さ、周りの家族のその人への対応、ケアの難しさ、老々介護の物理的肉体的負担の限界、どれをとってみてもこれらは現実に起こっていることだし、自分たちにいつか訪れる現実であろうと思うと、なんだか途方に暮れます。

認知症になった時

家族が認知症になった時、まずどうするのが適切なのだろう? とにかく・・・

  • 大府市高齢者相談支援センター(地域包括支援センター)に相談する。 ≪包括支援センターの業務内容は下記の通り≫
    1. 総合的な相談:高齢者や、その家族等からのさまざまな相談に応じ、適切なサービスにつなげます。
    2. 介護予防マネジメント:要支援1又は要支援2と認定された方や要介護となるおそれのある方に対して、介護予防サービス計画を作成したり、サービス利用の調整をしたりします。
    3. 包括的・継続的ケアマネジメント体制の整備:高齢者の方が住み慣れた地域で暮らし続けるために、主治医や介護支援専門員(ケアマネジャー)などの様々な職種が連携し、個々の高齢者の状況に応じて継続的に支援する体制を整備しています。
    4. 権利擁護に関すること:高齢者虐待や消費者被害への対応をします。

地域包括支援センター(大府市)の所在地は2か所

〒474-0035 大府市江端町六丁目13番地の1
大府市ふれ愛サポートセンター(スピカ)内

〒474-0073 大府市東新町一丁目219番地
大府市社会福祉協議会内

助けてくれる場所があるのだから、困ったら迷わず頼ること!

戦時中、戦後を体験している世代の方って、自分に厳しく、なんでも歯を食いしばって耐えたり頑張ったりしてきた方ばかりなので、誰かに頼るのは苦手だったり、弱みをみせたくないとか、介護で来てくれた人に対しても「おもてなししなくては」「お客様がみえるから家の中を掃除しなくては」とついつい礼をつくそうと無理してしまいがちなのかもしれません。でも、そんなに無理しなくても大丈夫、ちゃんと助けてくれる制度があるのだから、頼ればいいんだよ!という認識を早くからもっておくことが必要だなと思いました。ただ、支援してくれる人員は足りているのだろうか?ということが実際問題私にはわからないので少し心配です。

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