コスモスクラブ(認知症とともに生きる)

12/19(月)14:00~15:30 共長公民館で認知症の方ご本人と家族の方が集える場所「コスモスクラブ」さんの活動があるとのことで、オレンジサポーターとして参加させていただきました。前半は認知症の方ご本人のグループと認知症の方のご家族のグループに分かれ、それぞれのグループに市の高齢障害支援課の方やオレンジサポーターが混ざって、困りごとや経験談などを一緒に話し合いました。後半は、”クリスマスカード”を作る作業を行いました。

認知症の方ご本人に付き添うご家族との語り合い

私は認知症の方ご本人に付き添うご家族と語り合うグループに加えていただきました。夫や妻が認知症と診断されてまだ間もない方やもうずいぶん長く付き添っていらっしゃる超ベテランの方もいらして、ベテランさんのアドバイスはとても現実的で説得力があり、皆さんふむふむとメモを取りながら一生懸命聞いていらっしゃいました。 最初、配偶者が認知症診断を受けた時はご近所さんにも恥ずかしくて言えない状況だった…とおっしゃる方もいらして、まだまだそういう意識が働いてしまうのはすごく納得してしまいました。 でも、認知症は誰にでも起こりうる病気・症状であり、明日は我が身と思う人も多くなっているのではないかと思います。もっと認知症というものを身近に感じて、認知症の方ご本人にもその家族にも寄り添える空気感が広がるといいなと思います。

クリスマスカード作り

コスモスクラブさんでは、卓球をしたり、体操をしたりという体を動かす活動もあるそうですが、今月はクリスマスカード作りでした。 こうやって日頃の生活の中ではなかなかやらない事に取り組める機会があるのは気分転換にもなるし、工作は指先を使ったり、どんな風に作ろうかなと考えたりするのも刺激になるので、とてもよいリフレッシュの場になるなあと思いました。ボランティアの私たちがちょっとお手伝いすれば、認知症ご本人の方も楽しく作業できましたし、付き添いのご家族の方は自分の作品を作ることに集中できる、ちょっとした気の抜けるひと時だったように感じられ、やはりこういう場所が必要なんだなあと実感しました。コスモスクラブさんの活動は2か月に1回ということですので、待ち遠しいだろうなあ~と思います。 そんな方は別の認知症カフェにも足を運べるといいですが、車の運転ができなくなり、あまり遠いところに自由に出かけていくのは億劫…という話もありました。ふれあいバスもなかなか痒い所に手が届くようには乗降できないし…と。タクシー利用や家族や近所のお知り合いからのサポートなども受けられると良いですよね。積極的にお出かけの機会を作って楽しい時間を取り入れてほしいなと思いました。 次回は2/20(月)14:00~15:30 共長公民会で開催予定だそうです。

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