私が市政にチャレンジする目的は、『3つの目標』に掲げた項目に1つずつ取り組み、一人でも多くの子どもたちや大人たちの生きる希望につなげていきたい。という思いのために尽力したいからです。「働けど働けど、わが暮らし楽にならず…」といった心境の働く世代、子育て世代にとっては、まずは安定した収入の確保の実現が急務であろうと私も思っています。 その大前提は国政を担っている政治家や担当省庁を信じて改善されていくことを期待したいと思います。 私は、今までの仕事や育児、ボランティア活動の経験を活かし、身近な問題から今の子どもたちが大人になる頃の先を見据えた観点で今から取り組めることに積極的に柔軟に取り組んでいきたいです。 皆さんが抱えているお困りごとを身近で受け止めて、問題解決を目指して即対応し、皆さんの気持ちに希望を見出す一助になりたい!と考えています。

その① 「子どもたちの意欲を育む」

これからの時代、まず社会に必要な人材として大きなウェイトを占めるのは、IT人材であろうと思っています。 しかし、経産省のIT人材需給に関する調査によると、2030年に日本のIT人材が最大79万人不足する可能性があると試算されています。 日本のIT技術力は世界からかなり遅れをとっているとずっと言われてきていますが、スキルの高い人材は初任給でも年収3000万もらえるような海外企業に流れてしまっている現状は当然の結果だと思います。日本の大企業ではいくら優秀でも新入社員に年収3000万出す企業ってそうそうないですよね… 別の見方をすると、ITスキルさえ高ければ、世界各国で需要があり、高収入も夢じゃないということです。では、どうやってITスキルを高めればよいのか?となると、最新のITスキルをもった先生がいる場で思い存分ITに向き合い、相応のカリキュラムに沿って学び、そこから自分の意志で自由にやりたいことをやりたいだけやれる環境に身を置くことが必要ではないでしょうか。適性と学ぶ意欲のある子なら費用の心配をせずに学ぶチャンスを得られるべきだと思います。不登校の児童や生徒、障害のある子の中にも多くの才能を秘めた人材がいると思うので、その子どもたちの生きる術になるようなチャンスも同時に作れるといいなと切に願っています。 そして、素晴らしいイノベーション人材となって日本の社会で活躍してくれるようになれば行政の支援も一石二鳥どころか、一石三鳥の効果がでるのではないかと思います。 そんなことを目指して私は働きたいです。
 同時に最近の重要課題として、中学生の部活動の縮小化問題についてもしっかり対策を考えなくてはならないと思います。健全な青少年の育成のために、スポーツや芸術など思いっきり打ち込める場が必要です。担い手不足が懸念されますが、教員の副業として部活動に取り組むことを認めていくなど、なんとかして代替案を用意すべく柔軟な対応を市政に求めていきたいです。

その② 「働き盛り世代、子育て世代を応援」

私の長女が幼稚園に入園した頃(2004年)は、クラスのお母さん方も半分くらいは専業主婦だったのではないかなと思います。だから子どもが幼稚園にいる間にママ友とモーニングに行ったり、幼稚園の後はお友達の家に遊びに行ったり、我が家に遊びにきてもらったり、公園に遊びに行ったりという交流が盛んでした。
 でも最近では共働きが当たり前のようになり、幼稚園のお母さんがリフレッシュするための同好会への入会者も激減し、ついには同好会消滅といった現状となっています。
 子どもの習い事にもお金をかけてあげたいし、将来大学に行くための費用をためておかないと!と産休育休があけたらすぐに職場復帰されたり、パートに就いたりと、若い子育て世代も必死で頑張っています。 
 昔に比べれば、子どもの医療費も無料だし、児童手当がもらえたり、幼稚園・保育園代が無料化したりと、支援制度は随分よくなったような気はします。でも、先々の事を考えるといくらでもお金はかかるということがわかっているから必死で働かざるをえないのだと思います。
 子どもに夢を見つけて羽ばたいてほしい!と願うとそれなりに投資してあげたい!不自由な思いをさせずに育てたい!と思うのが親心です。そんな頑張る世代にももう少し寄り添った支援が必要ではないか。ちょっとした癒しを感じられる場や不安や疑問を相談できるようなそんなコミュニティ作りも必要ではないか。二人目三人目の子どもを欲しいと思った時に社会制度が充実しているから安心!と思えるような制度を充実させていく必要があると思います。
 この子育て世代に少しでも寄り添えるような内容としては、下記項目の必要性を感じています。

  1. 先輩主婦たちと気軽におしゃべりできる場
  2. 習い事や塾の費用の一部補助
  3. 電動自転車購入時の補助金
  4. 産後ヘルパー制度
  5. 子どもの一時預かり制度の拡充(土日の対応も必要)

その③ 「シニア世代が元気に安心して生活できるまちづくり」

 今のシニア世代は皆さん大変お元気です。地域のボランティア活動にも積極的に取り組んでおられますし、地域コミュニティのイベントにも参加されたり、人によっては企画運営もされています。シルバー人材センターに登録し、地域のお助けマンとして活躍されている方も少なくありません。
 そんなシニア世代に益々元気で地域を引っ張っていっていただきたいです。例えば、シニア世代に教わりながら幼保児(親子参加)・小中学生が野菜を育てたり、花を育てたりする場を作って、一緒に楽しみながら交流できるチャンスを増やしていきたいです。
 いろんな場面でご活躍の場がありますが、それがいつどこでどんなメンバーが集っているのか?は意外と知らない人が多いのではないでしょうか。シニアが集う場の情報をもっと周知する、そこにシニアだけではなく、参加したい人が誰でも参加しやすくなるような魅力を伝える方法を考えたいと思います。