3回目の一般質問

 11月30日から大府市議会では第4回定例会が始まりました。今回の本会議では12月8日(金)の9時から一般質問に登壇させていただきました。
 今回のテーマは他にも質問したいことはありましたが、所属する厚生文教委員会のテーマ活動に抵触するためとりさげたり、もっと下調べを進めないとむずかしい問題だなと思ったため延期したりで、1つのテーマに集中して臨みました。
 市民の方からのご要望にあった内容で、「小中学校の女子トイレに生理用品を設置してほしい。」といったものです。
実際に生活に困窮していて生理用品を入手するのに困っているという子がどれだけいるかはわかりませんが、逆にそこにアウトリーチしていくためにも、一度そういう試みをしてみてからアンケートを取るなどして見落としていることがないかを発見することにつながればいいなという思いがありました。 また、男女共同参画社会を目指すためにも、まずは物理的に女性だけが抱える生理というものに対してかかる費用を社会で平等に負担するという感覚もこれからは必要なのではないか?と思うのです。そして、生理についてもそうですし、性犯罪対策としての性教育も(できれば幼児期の子どもから)科学的にたんたんと子どもたちに伝えていく必要があるのでは?とも思っています。そうやって体の事をよく知って、自分自身を大切にする、相手の事を大切にするという気持ちを育んでいってほしいなと思います。
 生理用品をもし女子トイレに置くことになった場合は、「自分で用意できる人は自分の体に合ったものや気に入っているものを購入して引き続きつかったらいいですよ。でも、たまたま持っていなくて困っている時には使っていいですよ。もし、家で買ってもらえなくて困っているなど、心配事がある場合は先生に相談してね!」という呼びかけをする機会にもなると思うので、積極的に「誰が提供してくれたものなのか」「どうして設置してあるのか」「みんなのものだから大切に使おうね」といった教育につなげていくことが大切だと思います。
 大府市ではトイレに設置しなくても、保健室に取りにくる子に丁寧に対応していることで間に合っているのかもしれませんが・・・実際どうなんだろうか。
 赤十字社からいただいた寄附分も年間300個以上あったという答弁でしたが、それは使い切れていなくて保管している状態なのであれば、それこそトイレに置いてみんながありがたく使えるようになればいいな。あるだけでいざといった時は助かる子もいると思うんですけどね。子どもたちの安心感につながればなあと期待するところです。

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