子どもたちとともに考える「まちづくり」~マイクラカップに向けて~

 2年前、「子どもにITの力を!」をスローガンに掲げ、大府市議会議員選挙へ挑戦しました。
 以前、私は市内の小学校でICT支援員として教育現場に携わらせていたいただく中で、ITに興味を持つ子どもたちがより深く、楽しみながら学べる環境をつくりたいという強い思いがありました。

 昨年、そんな想いを持ち続けていた中で、「CoderDojo大府」の活動を知り、見学させていただく機会に恵まれました。そのご縁から、子どもたちの「第7回Minecraftカップ」出場に向けて、市職員の方々と意見交換の機会を設けたいというご相談をいただきました。

 そこで今回、大府市企画広報戦略課のご協力のもと、子どもたちと市の職員による意見交換会が実現しました。

今回の大会テーマは
「未曽有の災害から人類の命をまもれ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」です。

 意見交換会では、市職員の方から大府市のまちの特徴や災害対策・都市計画に関する取り組みなどをご説明いただきました。子どもたちからは「人口が増え続けている理由はなにか?」「SDGsで全国1位になったのはなぜか?」「駅前が寂しいように感じるが何か対策はしないのか?」「災害に対する取組はどういったことをしているか?」など、大人顔負けの鋭い質問が次々と飛び出しました。

市の職員さんは「おおっ、鋭い質問ですねえ~」と驚きつつも、真剣に丁寧に答えてくださり、予定時間を延長するほど活発で有意義な意見交換の場となりました。

 この経験を通じて、子どもたちが何を感じ、どのように作品に反映させていくのか。今からとても楽しみです。

 マイクラカップは、構想力・計画遂行力・表現力などを競う大会です。明確な目標があると、子どもたちは想像以上の力を発揮します。実際、CoderDojo大府の小学生チーム(14名)は、前回の大会で地区大会を勝ち進み、全国大会で奨励賞を受賞されているのです。

 今回も、チームで協力しながらすばらしい作品を創り上げ、また成果が認められることを期待しています。そして今後も、子どもたちの挑戦と成長を心から応援していきたいと思います。

 代表の河田さんや保護者の方から、「とてもよい機会を作ってもらえてよかった!」とお礼のお言葉をいただきました。会場準備から子どもたちからの質疑応答をしてくださった職員さんに感謝です。私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。

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