「仕事と介護の両立」という考え方

 岡崎市まで介護の勉強に行ってきました。
大府市では認知症に関する講座を受ける機会はちょくちょく目にすることができるのですが、介護について基本的な事から具体的な事例に至るまで、多くの情報を得る機会って意外に少ないと思うのです。(私が知らないだけかもしれませんが…)
これから介護をすることになるんだろうな、と漠然とは考えているけれど、まだ自分事のように感じられていない。という方も多いのではないでしょうか。

 ≪事例を聞いて改めて「そうか!」と認識したこと≫
介護をしなくてはならない状況になって、仕事との両立は難しいと考えて急ぎ仕事を辞めてしまったにもかかわらず、予定外に早く介護の必要がなくなってしまったとしたら・・・一旦辞めてしまった会社に戻れるわけでもなく、それから仕事を探しても年齢的に正規雇用が難しかったり、すぐに仕事が見つからないという状況に陥ることが想定されるわけです。
つまり、「まずは自分の日常をある程度守りながら介護ができる状況を作る」ことが大切なのです。

私も身近な人に介護が必要になった時のことを想定して、下記の事を念頭において過ごそうと思います。
・地域包括支援センターに相談する
・介護申請をする
・使える支援を受け、一人で抱え込まない
・介護休業制度や介護休業給付金の支給が受けられるか調べる
・スマート介護(スマートスピーカー、Webカメラ、スマートリモコンなど)を活用する

◎必要な支援を受けながら自分の生活を守ることによって、心身共に健全に身近な人への介護と向き合える

のだと思いました。 
しかし、これからさらに加速する少子高齢化により、介護従事者やケアマネさんの人数が介護を必要とする人数に追いつかなくなるのでは??という懸念もあります。そういう意味ではどの職業の人にとっても働きやすく、理解のある職場を作っていくことが重要ですね。



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