共生社会と人権に関するシンポジウム
大府市役所の壁に貼ってあった「令和5年度共生社会と人権に関するシンポジウム~多様性と包摂性のある社会を目指して~ 」 というポスターを見て、勉強のため「YouTube LIVE配信」を視聴しました。
外国籍の方・障害のある方をはじめ、すべての人が差別や偏見を受けず、安心して暮らし続けるためには、お互いを尊重し、認め合うことが何よりも大切であることを改めて認識しました。企業が「人権尊重」という視点を取り入れた活動を行う意義は、それぞれの個性・多様性を尊重することで、様々な制度、仕組みが大きく変わっていき、そうした中で選択肢が広がり、結果として社内が働きやすい環境に変わっていく。それによって働き甲斐ややり甲斐、生き甲斐につながっていくと考える。という話にも感銘を受けました。
インターネット空間を使ってヘイトスピーチが行われていますが、インターネット空間を分断ではなく、皆が包摂の方向で使うようにすれば、社会は過ごしやすく、誰もが働き甲斐、生き甲斐を感じながら暮らせます。
パネリストの話にもあったように、日本人が「一を聞いて十を知る。」とよく言いますが、外国人は「十を聞いて一を知る」のだという意識をもって、積極的に会話をして、お互いを知ろうとする心を持つことが重要だろうと思います。
このシンポジウムの開催時間と並行して、テレビで『イーちゃんの白い杖』という番組がやっていました。全盲の姉弟とその家族が心身ともにダメージを受けながらも必死の思いでお互いを思いやりながら生きている姿を見て涙がこぼれました。
こうやって苦労していてもそれを口に出さず、毎日を一生懸命に生きている人がいる。それに比べて私が思い悩むことなんてささいなことだなあと思ってしまいました。 私も包摂性のある社会というものを心に留めながら生きていきたいと思います。