大府の下水道

 大府市の水道経営課のお取り計らいにより、境川浄化センターと、江端雨水ポンプ場の施設見学に行ってきました。
 大府市議会議員と職員さんと共に「大人の社会見学」ということで、なかなか個人的には訪れることのない施設を見学することができました。
 汚水の処理には、反応槽で微生物を含んだ汚泥をいれます。すると微生物が汚水中の有機物を吸収、増殖し、沈殿しやすいかたまりとなり、それを沈殿させます。上澄みの水を更にろか池に移し、沈殿したかたまりは最終的に燃料や肥料やセメント原料として有効活用されます。
この汚泥処分費としておよそ7億円もかかるそうです。
もちろん、汚れた水をキレイにするのにも多大なコストがかかります。
私たちが日々何気なく便利に使っている上下水道ですが、たくさんの工程を通って循環🔄しています。
改めてありがたいことだなーと思いました。

※境川流域下水道は、刈谷市、豊田市、安城市、大府市、知立市、豊明市、みよし市、東郷町、東浦町の7市2町が供用しています。

 今後いつ起こるかわからない災害対策として、施設の耐震化も進めていかねばならないとのこと。しかし、日々下水道の処理は止められないので大変ですよね…
時間はかかりますが、なんとか順番に更新されていくようです。


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