大府市福祉・健康フェア

 22日(日)は石ケ瀬会館で「大府市福祉・健康フェア」が開催されました。大府市は福祉や健康づくりにも力が入っています。そして、福祉関係のボランティアさんも大勢いらっしゃいます。点字やサロンの運営のボランティアさん、人権擁護委員さんなど、いろんなブースで活動の紹介があり、大府市は温かいまちだなあと再確認しました。
 今回、「愛知こどもホスピスプロジェクト」さんが出店されていました。先日名古屋の友人に会った時にたまたまこの話題がでたのですが、愛知県下ではこのこどもホスピスプロジェクトの活動が注目されているようです。
こどもホスピスは、「生命を脅かされる病気や障害のあるこどもときょうだい・家族の居場所」です。という言葉の中で私の心に響いたのが、「きょうだい・家族の居場所」です。病気や障害のあるこども本人がもちろん一番つらい思いをしているはずです。でも、そのきょうだいだってきっとたくさん我慢してるし、病気のきょうだいを心配していますよね。そのきょうだいや親も癒してあげられる場所って必要だなと思うのです。この活動の輪が広がって、このプロジェクトが実現することを応援します。 
 今回の出店では、レモネードとTシャツとがちゃがちゃでバッジが販売されました。私も購入しました。レモネードもおいしかったです。Tシャツはどの場面で着ようかな!と楽しみです。

全世代型サロンについて考える

 館内には全世代型サロンみどりのスタッフさんがブースを構えていらっしゃいました。少し前に受講した全世代型サロンのサポーター養成講座に講師として登壇された方で、30年に渡ってサロンの運営を担い、地域の人たちの交流の場、居場所づくりに尽力してこられました。その時も本当に頭が下がる思いでした。「人が好き」だからこそできることだとおっしゃっていましたが、30年もの長い期間を運営される中では様々な困ったことだってあったと思います。そのご苦労話も少し織り交ぜてその方の思いやこれからのことなど、心の声を伺うことができました。
 貴重なお話をありがとうございました。 私も前回の一般質問で全世代型サロンについて取り上げましたが、ボランティアさんたちの心意気や思いやりの気持ちは本当に素晴らしいです。この活動の維持のためにはスタッフさんの負担感の軽減も大切だと思います。みどりさんの代表は「スタッフも高齢化していつまで続けられるかわからない。今は何よりもこの活動を一緒に担ってくれる仲間が増えてくれることを願うばかり。」とおっしゃっていました。
 そのためには何が必要で、どうすればよいのか。継続できないなら辞めてしまうしかないのですが、そうなると、そこに通っていた利用者さんの居場所が失われるのです。なんとかみんなが集える居場所をこのまま残したいという強い思いが引き継がれていくよう、しっかり考えなくてはならないと思っています。
 

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