ネイチャーポジティブ

地域問題研究所(ちもんけん)の講義を毎年受講しています。今回のテーマは「ネイチャーポジティブと地域づくり」でした。
ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を食い止め、減少した自然を回復させてプラスの状態へと反転させる国際的な目標です。2030年までに自然を回復軌道に乗せ、2050年までに完全な回復を目指す考え方として、世界共通の重要課題になっています。
私は最近多くのエリアで問題となっているクマの出現(クマ被害)も自然が破壊されて、生態系が崩れてしまったことによる弊害だと思いますが、ここまで来てしまった以上は、今後、どのようにして自然界を守っていけるのかが大きな課題です。だれがそれを率先してやっていくのか、地球規模で大きな力として動いていかなくては解決にはつながりません。
そんな中、世界中でこのネイチャーポジティブに賛同して活動を始めている人たちがいます。
愛知県に設楽町に住んでおられる加藤さんもそのお一人。今回は加藤さんからも講義をうけました。
設楽町の公式観光ガイドのホームページにこのような記事があります。
奥三河の達人が蘇らせた美しきブナの原生林。
段戸裏谷のブナの原生林。瀕死のブナ林を再生させようと、奥三河のガイドをしている加藤博俊さんが杉の森を伐採し、その跡地に「千年の森」と名付け、ブナの植林を始めました。複雑な地形をしている深い森林には、小さな生命たちが生きています。遊歩道が整備されているので、森林浴もOK。その清らかな自然の空気を全身で感じてみませんか。
自然を守りたい、自然や動植物とうまく共生したいと願う人は多いと思います。
そこで実際に損得勘定なしに、ネイチャーポジティブに則って行動を起こした加藤さんに賛同してその輪が拡がった好事例です。加藤さんの地道で優しい思いが協力者を自然と呼び寄せたのだと思います。
大府市にも、BUNKAIさんという竹林の保全に力をいれておられる団体があります。このような環境のために実際に行動している人たちを見習って、一緒に活動する人を増やしていかなくてはならないなと思いました。
私自身も今後はできる限りそのような活動にも参加して、協力したいと思いました。


