幼老複合施設見学

 7/11(火)東海市にある「複合福祉施設 木田の里」の見学に行ってきました。
今年5月からオープンした新築の施設で、下記の事業を展開されています。
・福寿の湯
・放課後等デイサービス きだっこ
・児童発達支援事業 きだっこ
・保育所 きだっこえん(0.、1、2歳児)
・木田の里 就労継続支援センター(A型・B型)
・サービス付き高齢者向け住宅 木田の里

 福寿の湯(いわゆるスーパー銭湯)ではA型・B型の障害のある方の就労支援もされています。
 最近たいていそうであるように、靴箱のカギにチップが入っており、それでチェックインから入浴料から食事代、飲み物代などそこで使った代金をよみこませていって、最後自動精算機にかざしてお客様自身(セルフ)で会計を済ませてしまうシステムです。ここでは、よくある優待券などで割引をすることやポイントを付けるといった付加価値をつけずにシンプルに設定された金額通りに精算するといったスタイルをとっていらっしゃいます。狙いとしては、障害のある方が就労している環境ですので、混乱することなくスムーズなオペレーションができるよう、複雑化しないことを優先しているとのことです。
シャンプーなどの補充やどんどん出てくる洗濯物をたたんだり、前日使用したお風呂のイスや桶の清掃、別階にある高齢者デイサービスのランチを運んだり、保育園ママたちが朝子どもを預けるタイミングで洗濯物を洗濯したたむまでを代行してくれるサービスなど、この複合施設内で障害者支援として就労につなげたり、保育園事業を行っていたりと盛り沢山の魅力を垣間見てきました。
60歳以上の方を対象にした高齢者向け住宅もありました。家賃を(1例:65,000円/月)支払えば快適に過ごせそうな住宅もまた魅力的でした。周知が足りないだけなのか、現在まだ空きがたくさんあるそうです。これからどんどん宣伝していけば「一人ぼっちの高齢者でも安心・快適にすごせる」と気付いて需要がアップしそうな雰囲気です。もちろんご夫婦で移り住む賃貸マンションといった認識で入居されるのもアリです!
今後、障がいのある方たちが夜10時まで働きやすいように、「グループホーム」を建設しようという計画があるそうです。「グループホーム」へのニーズはこれからどんどん増えそうだなあと思うので、是非とも自立して働いていけるよう、そしてそのあとも家がすぐそばにあるからすぐに安全に帰宅できる場所があるという安心感まで考慮した施設に育ってくれるといいなと思いました。
 なかなか高齢者と幼児が関わるイベントなどは現実問題難しいようですが、また違った視点から多世代交流にもチャレンジしていけるとまた魅力もあがりそうです。しかし、例えば高齢者と幼児が接触してどちらかが怪我をした場合、だれが責任をとるのか、訴訟問題に発展するほど大きな問題になるため、そのようなリスクをおかすのは難しいとの事でした。ごもっともだと思います。
 現場を丁寧に説明しながら案内していただけてとてもわかりやすく、貴重な体験となりました。ありがとうございました。
よいところは是非大府市にも導入したいですね! いろんな配慮が優しいな~!こりゃ子どもたちも楽しいわ!高齢者の皆様のストレッチにも筋力アップにも良さそうな設備!!と充実しておりました。
※働いていらっしゃる方、子どもたち、施設利用者様、お客様がいらっしゃいましたので画像少な目で残念ですが、私も一度お風呂をためしてみたいです。皆様も是非!


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