実は、1年間このために頑張ってきました!

5月31日(土)に名古屋大学で「2024年度 地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成講座 ベーシックコース 受講完了証明書」を養成講座の代表である、名古屋大学 加藤博和先生からいただいてきました。
加藤先生は全国の地域公共交通を立て直しに回っておられるすごい方で、良し悪しをはっきりと発言されるので聞いていてとてもスッキリしますし、いろんな視点に立って総合的に考え、判断する力が必要だということを教えてくださいます。
【合格要件】
・15回のレクチャーを受け、それぞれに出された課題を提出し、合格点(8割以上)を取ること。
・フィールドスタディに行き、課題を提出し、合格点(8割以上)を取ること。
レクチャーは名古屋大学で対面か、オンライン受講ができました。
フィールドスタディでは、私は鳥羽市を選択し、現地で公共交通会議(協議会)を傍聴した後、加藤先生と市の職員さんと他の講座受講者とで意見交換を行いました。その後、私は現地視察をしてきました。
現地まで実際に行って自分の目で見ることは本当に大切だなと思いました。そして、各市町で抱えている問題や課題はそれぞれではありますが、共通している点もあるのでとても参考になりました。
地域公共交通は市町によって抱えている問題が様々です。大府市には地域巡回バス「ふれあいバス」が走っています。今年10月には2路線増便されます。しかし、それだけで市民の皆様が十分満足しているか?というと、「バス停までが遠い」とか、「病院やスーパーに行けても、帰りの便がなかなかこなくて不便」といった声も多いです。
福祉車両がスーパーまで送迎してくれたり、タクシーチケットがもらえたり、移動の支援としてできる施策は色々打ち出している大府市ですが、全ての市民が満足できるようにはなりません。これは本当に難しい問題なのです。
しかし、これからの大府市を考えていく上で必要な公共交通の充実を目指して、私は学び続ける必要があります。私は引き続きアドバンスドコースへの受講を申し込み、証明書取得と同時に第1回目の講義を受講することができました。
今年もしっかり学んで大府市の公共交通について考えていきたいと思います。


